税理士

税理士の年収ってどれくらいなの?

税理士って儲かる稼げるって?本当ですか?

税理士は所得が高いって聞きます実際にはどうですか?

税理士の気になる年収は?

税理士の平均年収

まず税理士の資格を取ったからとすぐに高収入を期待できるわけではありません。

しかし税理士の平均年収は一般的なサラリーマンより高いことは事実です。

税理士は大まかに2種類に分かれます。

自身が事務所を開いて独立する「開業税理士」と、企業内税理士や会計事務所・税理士事務所に雇われ勤務する「勤務税理士」の2種類です。

税理士の年収は、両者で大きく変わることになります。

開業税理士だと年収は、1000万円~3000万円くらい 勤務税理士だと700万円くらいだと言われています。

開業税理士の年収と勤務税理士の年収だとかなりの差がありますが、開業税理士の誰もが高所得を得られるわけではなく、年収には個人差があることも事実です。

日本税理士会連合会が調査した収入に関する統計によると、開業税理士の約25%が300万円未満です。

開業税理士の4分の1は、年収300万円にも満たないという厳しい現実があります。

これらの税理士は顧客の確保に苦労されていることが多く思うように収入を得られていません。

開業独立したならば、集客や顧客獲得についてしっかり努力をしないと高収入は難しいのが現実です。

新規顧客の獲得などのハードルはありますが、やり方次第では高収入の夢もあるのが開業税理士です。

では次に勤務税理士の場合はどうなのか?

従業員数名から十数名を抱える一般的な会計事務所に勤務している5年未満の税理士だと、平均年収が500万円くらいです。

サラリーマンの平均年収は400万円台前半(2016年時点)ですから、それよりは高いことになります。

実務経験を積むうちに、会計事務所の管理職税理士や中堅以上の会計事務所の管理職・大手会計事務所の準管理職になれば、年収500万円~年収800万円が期待できるようになります。

勤務税理士で年収800万円以上ともなると、ハードルが上がります。

多くは、中堅以上の会計事務所の管理職税理士や大手会計事務所の準管理職税理士です。

小さな会計事務所で、年収800万円以上は厳しいのが現実かも知れません。

勤務税理士で年収1000万円以上ともなると、大手税理士法人の幹部や役員クラスの場合が多くなります。

このように税理士といっても年収は、様々です。