社会保険労務士(社労士)

社会保険労務士の仕事とは?

社会保険労務士の仕事はどんなことする?

社会保険労務士は、1968年(昭和43年)に作られた国家資格です。

社会保険労務士は資格取得した後に、社会保険労務士会という社会保険労務士の団体に登録しなければ社会保険労務士になれません。

そして登録時には、2つの登録方法があります、一つは独立開業する「開業社会保険労務士」と、会社で勤務しながらの「勤務社会保険労務士」です。

※以下社会保険労務士を社労士と記述します。

社労士の仕事は、各種書類の作成や提出代行、帳簿作成、コンサルティングなどが主な仕事となります。

仕事内容には、社労士しかできない独占業務などもあり、3つの業務に分けられています。

1号業務(業務書類作成業務)
労働社会保険諸法令に基づく雇用保険・健康保険・厚生年金保険など各種の社会保険に関する書類の作成や手続きの代行を行います。

2号業務(提出代行業務)
労働社会保険諸法令に基づく労働者名簿・賃金台帳の作成、就業規則、就業規則の作成、各種労使協会の作成など帳簿書類の作成を行います。

3号業務(コンサルティング業務)
人事制度や退職金制度、年金についての相談、人事配置、資金調達、社員教育、労務管理に関するコンサルタント業務を行います。

上記3つのうち、1号業務と2号業務は、社会保険労務士のみに許されている独占業務です。

3号業務のコンサルティング業務などは、誰でも行える業務になります。