行政書士

行政書士の仕事内容や試験、年収など

行政書士の仕事とは?

行政書士の仕事は、一般個人から法人まで様々な顧客の依頼を受けて、官公署(各省庁、都道府県庁、市・区役所、町・村役場、警察署等)への許可・認可に関する行政書類、権利義務、事実証明に関する書類の作成、代理提出を行ないます。

代筆屋や代書屋とも言われることもあり、書類の数は1万種類を超えると言われています。

取り扱う書類は以下のようなものがあります。
・会社設立時の手続き(株式会社・合同会社・合名会社・合資会社の設立)
・法人設立時の手続き(公益社団法人・一般社団法人・一般財団法人・宗教法人・医療法人・学校法人・社会福祉法人 など)
・建設業許可
・飲食店などの開業手続き・飲食店営業許可
・自動車関連の手続き
・交通事故損害賠償請求
・相続手続き
・遺言書の作成
・各種契約書の作成
・内容証明郵便
・産業廃棄物許可関連手続き
等です。

行政書士の試験は?

試験は毎年1回11月の第2日曜日に行われます。

受験資格の制限がないので、誰でも受験できます。
試験科目は、法令から憲法、行政法、民法、商法、基礎法学の中から46問出題
一般知識等から政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解から14問出題されます。

受験手続は、試験日の4ヵ月位前に試験要項が発表されます。
一般財団法人行政書士試験研究センター等に試験案内を請求して申込みます。
受験料は7,000円です。

試験は、マークシート中心で60%の正解で合格できます。

近年試験は難しくなっている傾向にあります。

行政書士の年収

成功している行政書士の中には、年収1000万円を超えている人もいますが、行政書士の年収の平均は、500万円以下といわれています。