税理士について、これから数回に渡って税理士とは、どんな仕事なのか?資格を取るにはどうしたらいいのか?税理士の合格率は?税理士の平均年収はいくら?などわかりやすく説明していきたいと思います。
税理士の仕事
まず税理士の仕事ですが、税務の専門家であり、納税者の税金に関わるサポートをする仕事です。
納税者から依頼を受けて、税務代理・税務書類の作成・税務相談など行います。
上記にあげた税務代理・税務書類の作成・税務相談この3つは、税理士のみに許されている独占業務になります。
税理士の3つの業務(独占業務)
税務代理
税務署に提出する確定申告、青色申告の承認申請、税務調査の立会い、税務署の更生・決定に不服がある場合の申立てなど納税者を代理して行います。
税務書類の作成
税務署に提出する確定申告書、相続税申告書、青色申告承認申請書、不服申立書、そのほか税務署などに提出する書類を納税者に代わって作成します。
税務相談
所得金額、税金の算出方法、相続、贈与など、税法を含めた税に関するエキスパートとしてあらゆる相談に応じ適切な指導を行います。
その他の業務
会計業務
税理士業務に付随して、会計帳簿、決算書、元帳・試算表の作成など財務に関する業務を納税者に代わり行います。
補佐人制度
2002年の税理士法改正により、導入された税理士補佐人制度。
租税に関する事項について税理士が補佐人として、弁護士である訴訟代理人とともに出頭し、裁判所に出廷して陳述することができます。
資格を取るとすぐに独立できる?
税理士の資格を取得すると、経験に関係なくいつでも、独立して税理士事務所を開業することはできます。
実際には税理士事務所で勤務し経験を積んだのちに独立開業される方が多いです。